「片付けが苦手」とおっしゃるお客様は多いのですが、実は「片付けのどの部分が苦手か」を分かっている方はとても少ないです。
今回は、お片付けを分解して考えることで、あなたの「つまづきポイント」に気づくヒントをお伝えできればと思います。

1)お片付けの「3つの工程」
一言で「片付け」まとめられてしまうことが多いのですが、この3つのステップに分けることができます
- 「整理」… 要・不要を分けて、必要なモノだけを残す
- 「収納」… 必要なモノの「住所(定位置)」を決める
- 「整頓・片付け」… きれいに整える・使ったモノを元に戻す
ちなみに、掃除と片付けを混同している方もとても多いです。
「掃除」…汚れを落としてきれいにする
言われてみればそうだよね、と思うのですが、改めて意味を見ていくと、違いがよく分かりますよね。
2)なぜ「苦手」を知る必要があるの?
「自分は片付けができない」と漠然と思い込んでいると、自分に合わない方法を試しては挫折するという負のスパイラルに陥りがちです。
例えば、「整理(要不要を分けること)」が苦手なのに、「収納(入れること)」のテクニックばかり学んでも、根本的な解決にはなりません。自分の苦手な部分に気づいて、それに合わせた知識や考え方を取り入れることこそが、リバウンドしないお片付けへの近道です。
3)実は私は「〇〇」が苦手
そんなことを言いつつも、実は整理収納アドバイザーでありながら、私は「整理」が苦手です。
それに気がついたのは、2011年。当時話題になった近藤麻理恵(こんまり)さんの著書『人生がときめく片付けの魔法』を読んだときです。
建築の道に進み、模様替えやインテリアが大好きだった私は、ずっと「自分は整理上手だ」と思い込んでいました。
しかし、本の中にあったこの言葉に打ちのめされました。
「収納が得意な人ほど、モノをためる人になる」
まさに私のことでした。私はただ、必要なモノも不要なモノも「きれいに並べて収納する」のが得意なだけだったのです。必要なモノを選び取る「整理」を中途半端にしながら、得意な収納でなんとなく片付いている風の部屋をつくっていたのです。
この気づきがあったからこそ、私は本当の意味で片付けと向き合えるようになりました。
そして、苦手な「整理」の力を少しずつ、つけていきました。
だから、モノを捨てること、手放すことが苦手な方の気持ちはとてもよく分かります。
4)まずは自分の「つまづきポイント」を見つけよう
もし今、あなたが「片付けが苦手だ」と悩んでいるなら、まずは自分を責めるのをやめて、次のうちどこで止まっているか観察してみてください。
- モノを減らすのが苦手?(整理)
- モノの置き場所が決まらない?(収納)
- 元に戻すのが面倒?(整頓・片付け)
自分は何が苦手なのかが分かれば、対策は自ずと変わってきます。
お客様とのお片付けサポートでも、一緒に片付け始めると、この「整理」は得意で、どんどん要る要らないを分けていくことが出来る方がいらっしゃいます。でもどこに「収納」したら便利かが分からず、結果、戻しにくくなり、散らかる。
だから、私はそういう方には「収納」の考え方のコツをお伝えしていきます。そうすることで、段々と自分でうまく片付けができるようになる方も多いのです。
「一人ではどこが原因か分からない!」という方は、ぜひ私と一緒に解決の糸口を探してみませんか?
あなたの暮らしに合わせたお片付けのご提案をさせていただきます。
お気軽にご相談くださいね。

